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2024年 草の実夏まつり 近日開催
2024-07-22
今年も草の実夏まつりがやってきます。ときは8月2日(金)の夕方から前夜祭、明けて3日(土)は午前からの開催です。両日ともたくさんの屋台が並び飲食を楽しんでいただけます。メインステージではカラオケ大会(前夜祭のみ)や各種イベント、ゲーム大会、抽選会(豪華景品を用意)など見るも良し参加するも良しでお楽しみください。遊びのコーナーでは射的やダーツ、紙くじ、すくいものなど、もれなく景品が当たるゲームが遊び券で楽しめます。遊び券は1枚50円、お得な11枚500円のチケットを特設コーナーで販売いたします。みなさまのご来場を心からお待ち申し上げております。
2024年草の実新年会が開催されました!
2024-01-23
今年は4年ぶりに札幌市内のホテルを会場にして、草の実会関係者が一堂に会する新年会が開催できました!
各部署からの出し物や、札幌国際大学のチアリーディング、乱拍子さんの獅子舞の門付けなど、みなさん大いに盛り上がる新年会となりました!
2024年です。新年のご挨拶を申し上げます!
2024-01-01
2024年です。新年のご挨拶を申し上げます!
みなさま、いかがお過ごしですか?
ここ数年「今年は・・」、あるいは「来年は・・」と、希望のある年であるように願ってきました。コロナ禍は収束しつつあるようです。しかしまだ、この時代を手放しで喜ぶことはできません。
ウクライナでの戦争が終わる兆しは全くなく、その上パレスチナ・ガザ地区での戦争が勃発しました。この戦争もガザ地区の何万もの死と引き換えでしか終わらないように見えます。私たちが生きている地球はこんな世界です。人類の歴史を振り返ると、確かに人間は戦い(戦争)を飽くことなく繰り返してきています。私たちはこの国の歴史、世界の歴史を学ぶ中で「〇〇の乱」「〇〇の戦い」「〇〇戦争」と歴史年表の一つの出来事として、「〇〇年に起きた」としか覚えていません。あるいは大方忘れています。これらの史実から戦争のない世の中を作るにはどうしたら?という教訓を得ることをしてきませんでした。この国にはいまだに80年前の戦争が正しいことであり、あの頃の国家に戻ろうと嘯く人々が存在します。なんということか。
戦争は権力者のとる問題解決の手段です。軍人が起こすものではなくその国の政治の延長の行き着くところにあるものです。力のある者がその力で自らの利益を得る手段です。今の政治もそういうものです。双方の多くの人々の利益になることは決してありません。命を奪われるのですから。私たちには、話し合って、話し合って解決を目指すことしかできません。戦争とは私たちの生きる規範とは対立する手段です。だからどんな戦争もやめさせなければならないのです。
私たちは自らの生活と世界の動きを別々のものと受け止めています。自分は一市民なのだから、私はただ一生懸命働いて私と家族の生活を支えているだけ、私と家族が幸せに暮らせることを願っているだけ・・・。その通りです。それが私たちの願いです。
でも、その願いとはかけ離れていることがこの世界で起こっていることも事実です。戦争、紛争、食料危機、難民、虐殺、差別、気候変動と異常気象による災害もそうです。
私の属する業界でも。7年前のやまゆり園事件、犯人は死刑判決を受けましたが、裁判では事件の全容を明らかにできませんでした。このようなことを再度起こさないためにどうしたらいいのかが、教訓化されていないのです。これでいいわけがない。障害当事者と向き合う私たちにとってもこの課題(二度と起こさない)を放っておいてはこの先何もできない。
やまゆり園で働き始めた頃は仕事が楽しいと言っていた植松死刑囚が、なぜ心失者という概念を思いつき“人でないから殺してもいい”という考えにたどり着いたのか?そして実行したのはなぜか?このことに解答を見つけなければ私たちの仕事にこの先はない。このことの解決が、戦争が絶えないこの地球の人類史の課題を解決する1つの解法になることを願って。
映画「月」を観た。やまゆり園事件を受け止めた作家辺見庸の作品「月」を原作に作り手の事件に対する思いが込められた作品だった。私の感じたことを言葉にするのはなかなかできないが、それでも監督や出演者たちが体現しようとしたことは感じることができた。あの事件は人ごとではない。制作側、観た側それぞれにどう感じどうするのかを問う映画だと思う。あの悲惨な事件が起きた。それが起きる原因があった。それは?一人ひとりの中にある感覚に根ざしているのではないか。であれば、そこから抜け出すのに一人ひとりに何ができるのか、何をしなければならないのか、それを考えるきっかけにしなければ。
この事件が起きてしばらくして、福祉事業に携わるものとして意見を表明しなければと思い至った時、草の実会の関係者にこの事件の感想を聞いた。それに対してある親御さんから感想を聞くことについてきつい反対の意見をもらった。草の実会設立以前からのお付き合いでお互い気心がわかっていると思っていた人。だからこそきつい意見を言ってくれたのだろう。そのことの結論をつけないで亡くなられたが、今言えることは、善人にとっては話題にするのも憚ることであっても、凡人には意識にのぼらせなければ解決しない。この仕事に携わる一人ひとりが問われている。口を開いてほしい。語らねば語らないほど、重くなっていく。
この仕事をして35年、そろそろ、次の世代に引き継ぐ時期に来ている。一方では私の思うことを全部吐き出したいという気持ちもある。だから今年の挨拶は私の個人的な思いを語らせてもらった。まだまだあるがそれはいつか。だからこれは社会福祉法人草の実会の見解でもなんでもない。私の個人的な思い。聞き流していただいて構わない。ただこんなことについて、みなさんと語り合えれば嬉しいところです。
2024年新年に向けて。今年も皆様にとって本当にいい年でありますように!
みなさま、いかがお過ごしですか?
ここ数年「今年は・・」、あるいは「来年は・・」と、希望のある年であるように願ってきました。コロナ禍は収束しつつあるようです。しかしまだ、この時代を手放しで喜ぶことはできません。
ウクライナでの戦争が終わる兆しは全くなく、その上パレスチナ・ガザ地区での戦争が勃発しました。この戦争もガザ地区の何万もの死と引き換えでしか終わらないように見えます。私たちが生きている地球はこんな世界です。人類の歴史を振り返ると、確かに人間は戦い(戦争)を飽くことなく繰り返してきています。私たちはこの国の歴史、世界の歴史を学ぶ中で「〇〇の乱」「〇〇の戦い」「〇〇戦争」と歴史年表の一つの出来事として、「〇〇年に起きた」としか覚えていません。あるいは大方忘れています。これらの史実から戦争のない世の中を作るにはどうしたら?という教訓を得ることをしてきませんでした。この国にはいまだに80年前の戦争が正しいことであり、あの頃の国家に戻ろうと嘯く人々が存在します。なんということか。
戦争は権力者のとる問題解決の手段です。軍人が起こすものではなくその国の政治の延長の行き着くところにあるものです。力のある者がその力で自らの利益を得る手段です。今の政治もそういうものです。双方の多くの人々の利益になることは決してありません。命を奪われるのですから。私たちには、話し合って、話し合って解決を目指すことしかできません。戦争とは私たちの生きる規範とは対立する手段です。だからどんな戦争もやめさせなければならないのです。
私たちは自らの生活と世界の動きを別々のものと受け止めています。自分は一市民なのだから、私はただ一生懸命働いて私と家族の生活を支えているだけ、私と家族が幸せに暮らせることを願っているだけ・・・。その通りです。それが私たちの願いです。
でも、その願いとはかけ離れていることがこの世界で起こっていることも事実です。戦争、紛争、食料危機、難民、虐殺、差別、気候変動と異常気象による災害もそうです。
私の属する業界でも。7年前のやまゆり園事件、犯人は死刑判決を受けましたが、裁判では事件の全容を明らかにできませんでした。このようなことを再度起こさないためにどうしたらいいのかが、教訓化されていないのです。これでいいわけがない。障害当事者と向き合う私たちにとってもこの課題(二度と起こさない)を放っておいてはこの先何もできない。
やまゆり園で働き始めた頃は仕事が楽しいと言っていた植松死刑囚が、なぜ心失者という概念を思いつき“人でないから殺してもいい”という考えにたどり着いたのか?そして実行したのはなぜか?このことに解答を見つけなければ私たちの仕事にこの先はない。このことの解決が、戦争が絶えないこの地球の人類史の課題を解決する1つの解法になることを願って。
映画「月」を観た。やまゆり園事件を受け止めた作家辺見庸の作品「月」を原作に作り手の事件に対する思いが込められた作品だった。私の感じたことを言葉にするのはなかなかできないが、それでも監督や出演者たちが体現しようとしたことは感じることができた。あの事件は人ごとではない。制作側、観た側それぞれにどう感じどうするのかを問う映画だと思う。あの悲惨な事件が起きた。それが起きる原因があった。それは?一人ひとりの中にある感覚に根ざしているのではないか。であれば、そこから抜け出すのに一人ひとりに何ができるのか、何をしなければならないのか、それを考えるきっかけにしなければ。
この事件が起きてしばらくして、福祉事業に携わるものとして意見を表明しなければと思い至った時、草の実会の関係者にこの事件の感想を聞いた。それに対してある親御さんから感想を聞くことについてきつい反対の意見をもらった。草の実会設立以前からのお付き合いでお互い気心がわかっていると思っていた人。だからこそきつい意見を言ってくれたのだろう。そのことの結論をつけないで亡くなられたが、今言えることは、善人にとっては話題にするのも憚ることであっても、凡人には意識にのぼらせなければ解決しない。この仕事に携わる一人ひとりが問われている。口を開いてほしい。語らねば語らないほど、重くなっていく。
この仕事をして35年、そろそろ、次の世代に引き継ぐ時期に来ている。一方では私の思うことを全部吐き出したいという気持ちもある。だから今年の挨拶は私の個人的な思いを語らせてもらった。まだまだあるがそれはいつか。だからこれは社会福祉法人草の実会の見解でもなんでもない。私の個人的な思い。聞き流していただいて構わない。ただこんなことについて、みなさんと語り合えれば嬉しいところです。
2024年新年に向けて。今年も皆様にとって本当にいい年でありますように!
2024年1月1日
社会福祉法人草の実会 理事長 手塚 玄
社会福祉法人草の実会 理事長 手塚 玄
札幌市からのお仕事で木製の名札を製作しました!
2023-05-16
札幌市からのお仕事で木製の名札を製作しました!
NC加工の様子
製作にあたって仕上げ精度向上と量産のために「NC加工機」という数値演算プログラムで動く加工機械を用いました。
最終仕上げは利用者とスタッフで丁寧に磨き、自然系オイルで塗装し、完成させました。
札幌のG7イベントは終わりましたが、名札は職員用としてこれからも長く使っていただけると幸いです。
最終仕上げは利用者とスタッフで丁寧に磨き、自然系オイルで塗装し、完成させました。
札幌のG7イベントは終わりましたが、名札は職員用としてこれからも長く使っていただけると幸いです。
「工房もく」製作の円山公園オリジナル商品販売中!
2022-06-16
先日、「円山公園パークセンター」へ納品にいきました。
ここでは「円山公園オリジナルグッズ」を販売しています。今回は「マグネット、コースター、ストラップ」をお届けしました。製造委託された段階で公園内にある樹種のうち、カツラ、サクラ、イタヤカエデなどを取り上げてデザインしたものです。
たとえばカツラはさわると柔らかで、温かみが手に伝わってきます。
実は「工房もく」オリジナル製品「木のZOO」(sサイズ)もカツラからできています。
公園散策時に木の葉や花のかたち、そして木のぬくもりを間近に感じてもらえる機会として、そして公園散策のもう一つの楽しみ方として、オリジナルグッズもお勧めです。
令和四年の干支「寅」の製品を販売中です。
2021-12-23
令和四年の干支「寅」卓上カレンダーが市内各所で販売中です。
令和四年「寅年」卓上カレンダー(幅23㎝高さ13㎝奥行き2㎝)
毎年、草の実会では翌年の干支をモチーフにした卓上カレンダーを製作、販売しています。令和四年は「寅年」です。デザインの特徴は「寅」が吠える大きな口とナラの天然の木目をそのまま生かした縦縞です。ナラの柾目(まさめ)の部分には「とら斑(ふ)」と呼ばれる独特のまだら紋様が現れます。柾目は希少ですので「とら斑」に出会えた方はラッキーかもしれません!カレンダーの紙には牛乳パックを再利用した手漉き紙を使用しています。卓上カレンダーの他、ストラップと置き物もご用意しています。すべて 手仕事にこだわった逸品です!下記場所にてご購入いただけます。
・「もっくる」札幌市中央区南13条西7丁目2-3
・「元気ショップ」地下鉄南北線大通り駅コンコース
・「札幌スタイルショップ」JRタワー東6F(展望室エントランス)
・「円山動物園オフィシャルショップ」(円山動物園正面側動物科学館内)
・「円山公園」(公園内管理事務所売店)
2022-07-06
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