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あらかるあーと展のお知らせ
2024-01-23
第24回あらかるあーと
2024年草の実新年会が開催されました!
2024-01-23
 今年は4年ぶりに札幌市内のホテルを会場にして、草の実会関係者が一堂に会する新年会が開催できました!
各部署からの出し物や、札幌国際大学のチアリーディング、乱拍子さんの獅子舞の門付けなど、みなさん大いに盛り上がる新年会となりました!



2024年です。新年のご挨拶を申し上げます!
2024-01-01
2024年です。新年のご挨拶を申し上げます!
 みなさま、いかがお過ごしですか?
 ここ数年「今年は・・」、あるいは「来年は・・」と、希望のある年であるように願ってきました。コロナ禍は収束しつつあるようです。しかしまだ、この時代を手放しで喜ぶことはできません。
 ウクライナでの戦争が終わる兆しは全くなく、その上パレスチナ・ガザ地区での戦争が勃発しました。この戦争もガザ地区の何万もの死と引き換えでしか終わらないように見えます。私たちが生きている地球はこんな世界です。人類の歴史を振り返ると、確かに人間は戦い(戦争)を飽くことなく繰り返してきています。私たちはこの国の歴史、世界の歴史を学ぶ中で「〇〇の乱」「〇〇の戦い」「〇〇戦争」と歴史年表の一つの出来事として、「〇〇年に起きた」としか覚えていません。あるいは大方忘れています。これらの史実から戦争のない世の中を作るにはどうしたら?という教訓を得ることをしてきませんでした。この国にはいまだに80年前の戦争が正しいことであり、あの頃の国家に戻ろうと嘯く人々が存在します。なんということか。
 戦争は権力者のとる問題解決の手段です。軍人が起こすものではなくその国の政治の延長の行き着くところにあるものです。力のある者がその力で自らの利益を得る手段です。今の政治もそういうものです。双方の多くの人々の利益になることは決してありません。命を奪われるのですから。私たちには、話し合って、話し合って解決を目指すことしかできません。戦争とは私たちの生きる規範とは対立する手段です。だからどんな戦争もやめさせなければならないのです。
 私たちは自らの生活と世界の動きを別々のものと受け止めています。自分は一市民なのだから、私はただ一生懸命働いて私と家族の生活を支えているだけ、私と家族が幸せに暮らせることを願っているだけ・・・。その通りです。それが私たちの願いです。
 でも、その願いとはかけ離れていることがこの世界で起こっていることも事実です。戦争、紛争、食料危機、難民、虐殺、差別、気候変動と異常気象による災害もそうです。
私の属する業界でも。7年前のやまゆり園事件、犯人は死刑判決を受けましたが、裁判では事件の全容を明らかにできませんでした。このようなことを再度起こさないためにどうしたらいいのかが、教訓化されていないのです。これでいいわけがない。障害当事者と向き合う私たちにとってもこの課題(二度と起こさない)を放っておいてはこの先何もできない。
 やまゆり園で働き始めた頃は仕事が楽しいと言っていた植松死刑囚が、なぜ心失者という概念を思いつき“人でないから殺してもいい”という考えにたどり着いたのか?そして実行したのはなぜか?このことに解答を見つけなければ私たちの仕事にこの先はない。このことの解決が、戦争が絶えないこの地球の人類史の課題を解決する1つの解法になることを願って。
 映画「月」を観た。やまゆり園事件を受け止めた作家辺見庸の作品「月」を原作に作り手の事件に対する思いが込められた作品だった。私の感じたことを言葉にするのはなかなかできないが、それでも監督や出演者たちが体現しようとしたことは感じることができた。あの事件は人ごとではない。制作側、観た側それぞれにどう感じどうするのかを問う映画だと思う。あの悲惨な事件が起きた。それが起きる原因があった。それは?一人ひとりの中にある感覚に根ざしているのではないか。であれば、そこから抜け出すのに一人ひとりに何ができるのか、何をしなければならないのか、それを考えるきっかけにしなければ。
 この事件が起きてしばらくして、福祉事業に携わるものとして意見を表明しなければと思い至った時、草の実会の関係者にこの事件の感想を聞いた。それに対してある親御さんから感想を聞くことについてきつい反対の意見をもらった。草の実会設立以前からのお付き合いでお互い気心がわかっていると思っていた人。だからこそきつい意見を言ってくれたのだろう。そのことの結論をつけないで亡くなられたが、今言えることは、善人にとっては話題にするのも憚ることであっても、凡人には意識にのぼらせなければ解決しない。この仕事に携わる一人ひとりが問われている。口を開いてほしい。語らねば語らないほど、重くなっていく。
この仕事をして35年、そろそろ、次の世代に引き継ぐ時期に来ている。一方では私の思うことを全部吐き出したいという気持ちもある。だから今年の挨拶は私の個人的な思いを語らせてもらった。まだまだあるがそれはいつか。だからこれは社会福祉法人草の実会の見解でもなんでもない。私の個人的な思い。聞き流していただいて構わない。ただこんなことについて、みなさんと語り合えれば嬉しいところです。
2024年新年に向けて。今年も皆様にとって本当にいい年でありますように!

                2024年1月1日                
                社会福祉法人草の実会 理事長 手塚 玄


2024年用の干支「龍」の卓上カレンダーを販売中
2023-12-06
 草の実会では、今年も新年の干支をモチーフにした卓上カレンダーを製作することができました。すでに販売も開始しています。

製作にあたって「龍」のパーツを一つ一つ糸鋸で切り丁寧に仕上げました。
龍は架空の動物でデザインに手づくり感を持たせるにも工夫がいりました。
カレンダーの用紙は牛乳パックを再利用した手漉き紙です。

木の温かみと手づくりの風合いにこだわった一品を是非ご利用ください。 

{要:写真}ストラップもご用意しています。
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カレンダーは「工房もく」一同の仕込・製作から包装まで手仕事にこだわった逸品です!ぜひ、下記の販売店でお求めください。
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直営販売店:
・草の実工房もく直営売店「もっくる」:札幌市中央区南13条西7丁目2-3

一般売店:
・「元気ショップ」:札幌市営地下鉄南北線・大通り駅コンコース内


         龍の卓上カレンダー
          龍のストラップ
だれでもあーと展が開催されました!
2023-11-28
10月19日(木)、10月20日(金)に豊平区民センターでだれでもあーと展が開催され、
たくさんの方たちが作品を見に来てくれました!
「札幌スタイルプラス+」イベントのご案内!
2023-09-11
         札幌スタイルプラス+

”工房もく”札幌スタイルプラス+イベントにエントリー

9月19日(火)から22日(金)まで5日間にわたって、物販やトークイベント「福祉とものづくり」
が開催されます。”工房もく”も所属する「札幌スタイル」に参画していた企業・団体が主催します。
 たくさんの皆様のご来場をお待ちしております。

「札幌スタイル」は昨年度をもって19年間の活動を終了しましたが、”工房もく”は、この事業を通し、札幌のものづくりに関わるたくさんの仲間を得るとともに、数々の貴重な経験をさせていただきました。
 たとえば円山動物園認証の木のおもちゃ「木のZoo」は、”工房もく”の代表商品として札幌スタイル製品として販売を継続しています。

イベント日程
1.トークイベント
 期日:2023年9月19日(火)~20日(水)
 時間:詳しくはホームページ参照。
 場所:札幌市市民交流プラザSCARTSコート 
 テーマ:ものづくりについて、各パートで設定されます
 照会先:(ホームページ:https://www.sapporostyle.jp/index.html
    (インスタグラム:https://www.instagram.com/sapporo_style_plus/

2.ワークショップ
  工房もくは「木製ノートPCスタンド」のワークショップを行います。
    参加希望者は予約をお願いします。
   日時:2023年9月20日(水)~21日(木) 14:30~15:30
     会費:¥2000(税込み)
 *)要予約 shop@kusanomikai.jp アドレス宛にご希望の日時と参加人数をメールでお知らせください。

3.物販
    ・札幌の作り手たちが素材や製法にこだわった商品が多数出品いたします。
    ・各社の製作工程で余った端材やアウトレット品も目玉となっております。

4.その他
ライブ等もございますので、ご興味ある方はぜひホームページで日程等ご確認ください。


「札幌スタイルプラス+」イベントへぜひ遊びに来てください!
2023年 南ヶ丘・草の実 夏まつりの開催
2023-07-19
 2019年以降、新型コロナウィルスの流行により中止となっていました南ヶ丘町内会・草の実会共催の夏まつりにつきまして、今年(2023年)は開催いたします。皆さま、どうぞお越しください。
2023年 南ヶ丘・草の実 夏まつりボランティア募集について
2023-07-03
夏まつりボランティア募集
札幌市からのお仕事で木製の名札を製作しました!
2023-05-16
札幌市からのお仕事で木製の名札を製作しました!
         木製名札(ナラ)
 工房もくでは、札幌市環境局様からの依頼で、2023年4月開催の「先進7か国G7の環境大臣会合」時に使用される木製の名札を200個製作しました。

名札は札幌市でも掲げる環境に配慮した姿勢を象徴した「脱プラスチックで木製の名札が欲しい」という要望に基づいたものです。

設計は木製でありながら軽くてコンパクト、そして丈夫さにこだわったデザインとしました。材料にはセンやナラなど北海道産材を使用しました。
 



           NC加工の様子
製作にあたって仕上げ精度向上と量産のために「NC加工機」という数値演算プログラムで動く加工機械を用いました。
最終仕上げは利用者とスタッフで丁寧に磨き、自然系オイルで塗装し、完成させました。
札幌のG7イベントは終わりましたが、名札は職員用としてこれからも長く使っていただけると幸いです。
第13回リトルローズ織り展報告
2023-04-11
 3月13日(月)から17日(金)までの5日間、もっくる1階のショールームにて、第13回リトルローズ織り展が開催されました。
 織り展とは、利用者さん一人ひとりが一生懸命作った織りを製品にし展示販売する、年に一度の催しです。利用者のみなさんは、自分が織った織りをどのような製品にするか、職員と相談しながら決めていきます。
 また、織り展開催に向けて、看板づくりやショールームを彩る室内飾り作りなども、みんなで協力して準備を進めてきました。活動の合間に折り紙や余った織り糸、着物の端切れなどを使って室内飾りを作ったり、看板の飾りつけをしたりしました。
 開催期間中は、他事業所の仲間たちや利用者さんのご家族も見に来てくれ賑わいました!
 足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。
 次回織り展もどうぞお楽しみに!
社会福祉法人草の実会
〒062-0934
北海道札幌市豊平区平岸四条
17丁目6-6
TEL:011-817-9080
FAX:011-817-9899
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